Ch.Azami
「さようなら、私の青春。」
Purple×Blue+White
Ch.Azami
10/31公開となったCh.Azami、如何でしたか?
最初で最後となるコース製作ということでギリギリのテストをして公開したため、ある程度鍵盤ができないと厳しいと思います。最悪イージーつけて頑張ってね。
さて今回はそんなCh.Azamiの裏話というか各ステージのお話とかそんなことです。
・アイキャッチ、キャラクター
キャラクターはしろ先生、他デザインはりっく先生にやってもらいました。ありがとうございました。
とりあえず最初にしろ先生の方にこんなので描けない???ってのを提示したら3案飛んできて、どっちもが好きなやつが1案あってそれを採用した感じ。
髪と目の色はこっち指定で、軍服っぽい感じのはしろ先生の趣味
Purple×Blue+Whiteってのはここから来てます(紫→髪の色、青→目の色、白→しろ先生)
そこからりっくさんにぶん投げて頼む!!!!!!!ってのが8月のお話。
そっから自分の怪文書をブログに公開して、あと5日で公開だな〜って思ってたらりっくさん天啓降臨
アレができました
後々聞いてみるとなにか文句を言われるもんだと思ってたらしい(実際とんでもでも怒らないでほしいって来てたし)
正直これ黒歴史〜!!!って感じはあったけど良いことは確かだったのでこれで行こう!って事に。丁度4枚とも別のに出来たしね
1~3曲目までは全部私の大好きな某STG風になっています、それぞれに元ネタあるから探してくれよな
・コース曲
一曲ごとにそれぞれテーマを決めて製作しました。色々考えて作ったので一つ一つ紹介。
1曲目
夕闇の地平線(Not Turntable)
本当は鍵盤部分はキー音無しで配置しようとしたけど、流石に文句が飛んでくることを考えてやめました
最初の部分はダダダダっていう高速皿が降ってきたら回す音が変わるようになっています。なんか途中で変になるのはそのせい
サビ部分で皿オンリーにしてるけど、これがやりたかっただけだろと言われたら何も言えないのは事実。
2曲目
Only Now(Original Advanced)
これが本当のAdvancedです。
作ってつんにテストプレイさせたら初っ端から爆死していったのでナーフになりました。そりゃそうだ。
元案ではこれがラストになる予定でした。まあそこについては後述します
知り合いの曲ということで、初めての譜面製作を行いました。
んでLIGHT MIXのADを製作したときにこれは難しくしただろう!って、シーケンスデータを見てたけど実際出してみると12?だっけ?になってしまいました。
じゃあこれ以上やってもまあ問題ないかなぐらいで作りました。まあ15にはならないでしょぐらいのイメージ。
りっく・ダーツでは14だったからいいんじゃない〜と思ったけど前述の通り爆死していったのでナーフに 結局12まで落としました。
今となってはNIGに入れればよかったのにと言われることもありますがまあコース限定ぐらいが丁度いいでしょうね。
3曲目
GERMAN SUPLEX(Original Advanced+)
またまたな表記が出てきましたが今の譜面は別の人にナーフが入っています。only Nowは私自身がナーフ作業をしましたが、これについては別の人。
もう1年前とかになりますがこれもまた知り合いの曲ということで自分が製作、皆さんご存知だと思いますがプレアンなのでちょっと難しくしてもいいと言われたので限界を目指しました。
ロストユートピアLIGHT MIX ADの緊張感を。NORMAL MIXの悲劇を繰り返さないように。
自身がクリアできるギリギリの範囲で製作を行いました。とりあえずクリアが出来ることを確定できればいいと思ったからです。(だってロストはクリアされてないんだし)
その結果特に批判されることもなくリリース直前まできて一安心してたときに….
文句が出ました。
正直ここからもう譜面を変える気力も無いし、皿が多いと言われたので適当にぶち抜いてまた送ったら皿減らしただけですよねって言われる始末。正直お前が修正しろ!って思ってました。
ついでにお前の作る譜面はバス置きすぎとかなんや言われたのはちょっと覚えてます
んで急遽文句言った人以外が3譜面の修正。結局そのまま残ったのはLIGHT MIXのOMのみだったと思います。
修正された譜面は短期間にも関わらず大変優秀な譜面となっており、ここで自分が作る譜面については駄目だなと考えていました。
譜面製作についてはド素人な上仕方ない部分やそんなので折れるなと言われるとは思いますが、具体例(修正例)を出されずにただ文句だけ言われるのは個人的には辛い経験となりました。
その為2月末に製作予定だったCh.Previewについては破棄、プレアンのNIG追加も破棄としました。
そんなOriginal Advancedですがただ移植するのは楽しくないです。というのもHARD前提だったプレアン想定の設計なのであえて抜いてあるものが多いからです。
そこを復旧させつつ、当時NIGで何やりたかったかなあってのを再構築したものとなります。 正確にはNIGはまた最初から製作予定だったので全部ってわけでもないけど。
4曲目
Ragnarok( “Goodbye, My Youth”)
私がブチギレた結果です。
本当は某紫色を入れる予定進行していたらまたストップがかかって何だよ〜って事でコンセプトを全破壊してただ好きな曲をぶち込んだっていう結果です。元コンセプトについてはまた後述。
多分単発ノーツ数だけで見るとEMII最大ノーツになると思います。まあ曲長いから仕方ないけど(3000Notes Over)
現行譜面は結構簡単になったほうです。最初は2連 3連が多くあってまともに叩けるものじゃなかったからです。自分が楽しくなければ流石に嫌だったので
発狂部分を超えて一定間隔で降ってくる皿はCh.DのHyper Magicが元ネタです。あれと同じことしたらまあ楽しく難しくなるだろうと言う安易な発想から来てます。実際極難化したと思ってます。
ノーツグラフやノーツ数を見る限り一番近いのは★11のAlastor。ある意味自分らしいのになっていたりします。といってもあっちは7鍵盤でこっちは5鍵盤ですけど
ということでこれをクリアできる人は少なくとも★11以上叩ける人じゃないと厳しいということです。まあまあ難しくなったね
・元コンセプト、Ch.Preview
ところで、先程から言ってるようにこのコースは元コンセプトであるCh.Previewを踏んで作ったものとなります。じゃあ元は何なのかってお話。
元々は「Ez-MuseIIでしかできないことを、Ez-MuseIIでしか遊べない曲でやる」というコンセプトでした。1~3曲目が全部EMIIオリジナルなのはそこからですね
まず、「Ez-MuseIIでしかできないこと」についてはCh.HEGIRAを参考に派生できればと考えていました。
Ch.HEGIRAは一本のゲージで最後まで通すというもの。正確に叩いても減少するようになっています。
ただこのシステムだと高難易度は作りづらいのは明らかです。そこで2、3曲目は回復にすることによってその問題を解決しようとしました。ただこれでもまだ自由度は低い….
そんなときにふと考えたのがEZ2DJ~AC:ECの7RADIOに使われたシステム、視聴率です。
ゲージの概念がなくて、%が全て。しかも上昇量と減少量の設定、オーダー%の設定にて様々なコースを設計することができました。
そんな中、印象に残っていたのはBEに追加されたCh.HELL。
1曲目に99.9%に急上昇させ、そのあと最後まで99.9%を維持し続けるというもの。
これを上手くEMIIのゲージとして使えないかと考えた結果、
1曲目はゲージの最低値として設定し、そこから3曲目まで回復。4曲目で回復なしの一本ゲージ勝負
を考えました。
1曲目は完走して貰えるようにミスをしても減少量なし、2、3曲目については徐々に増やしていけばゲーム性を出すことができるのではないか思ったからです。
ラストに置くのは前述の通りOnly Now(Original Advanced)。
これでギリギリの調節が出来ればまあ割といい感じになるのではないか、と考えていました。結局破棄しましたけど。
Ch.Previewを破棄したあとの7月ぐらい、りっくさんがコースを作るということでいいじゃ〜んと言っていた頃、そろそろ復帰してもいいかなって思い始めた頃。
どうしましょうかねえ〜って雑談程度で話してたら「作りましょ!俺もやったんだからさ(いつもの)」って言われてしまってまあ、やってみるかということで形を少し変えながら今のCh.Azamiがあります。
・世界観
二暦4099年のお話。カラスから一年後ってことです。
主人公はカラス側ではなく神の像を作った側に設定しました。
というのもキャラクターの納期があってからある程度の時間があったため、自分で壁紙を作ろうかってことで
これにキャラ突っ込んでました
軍服っぽい想定でしたがこれって工場長ってのいけるんじゃないか???って
んでりっくさんから渡されたヤツ。
じゃあカラスと結びつけるしかないと思ったわけです。
どっかで書いてた文章の補足ですが、
決戦の日。
二歴4099年。
秋。
一人の少女と一人の機体が再構築した神の像を破壊した。
空が赤く染まり始めている。
残骸が残る跡地に製作者である一人の少女が呟く。
「私は復習出来たのだろうか、いや………」
「私の復習は、これからが本番なのかもしれない。」
赤く染まる空を見てニヤけながら彼女は息を引き取った。
これが正規の文章で、ある一定の法則を入れて順番変えてました。
意図してないけど普通に読んでもまだ読める範囲だかららしいものになったのかな?
・終わりに
そんな感じでCh.Azamiでした。元案であるCh.Previewと合算すると2年ぐらい?の年月を得てようやく出したものとなりました。長かったねえ
個人的にはアイキャッチの世界観、譜面のバカさとしてはEMIIコースの中でも2、3位ぐらいの異色を放ってると思います。(1位には強いガチャがあるからなあ..)
これで私がEz-MuseIIに出すコンテンツも終了し、実質的な下車となる….はずでしたがまだ作るものがあるのかもしれないと、最近言われたのでまた何かするかもしれません。またその時はその時ということで。
このコース製作にあたり、応援とジャケットデザインをしてくれたあおいりっく先生と、突発的なお願いにも関わらず丁寧な対応と丁寧なキャラクター製作を行ってくれたしろ先生には本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。